「非営利シンクタンクによる ナレッジシェアリングフォーラム 2006 」開催
 
「非営利シンクタンクによる ナレッジシェアリングフォーラム 2006 」は、平成18年度長野県NPO活動助成事業として、地域における様々な課題解決に活躍している全国に非営利シンクタンク (NPO 系シンクタンクや行政シンクタンク ) をお招きし、それぞれのシンクタンクで行われている先駆的な取組みを共有し、止揚することを目的に、今年度は「行政評価」をその共有のメインテーマとして、塩尻市レザンホールで開催しました。
 フォーラムでは、まず、行政評価の第一人者で慶應義塾大学教授上山信一氏に「自治体の行政評価〜総括と展望〜」と題し、オレゴンベンチマークをモデルとした日本における行政評価の創世記から現在までの総括、これからのあるべき姿について、ご講演をいただきました。(要旨)
 その中で、政策、施策、事業により評価主体及び評価方法が違うことやこれからの行政評価は、事務事業評価中心ではなく、首長のマニフェスト及びマニフェストを実現するための手段である施策に対する評価にパラダイムシフトしていくべきとのご示唆をいただきました。
 第 2 部では「行政評価手法の共有と提案」をテーマにパネルディスカッションを行ない、上山先生のご講演を受け、行政評価を支援している全国の非営利シンクタンクの研究者に、行政評価の具体的な事例をご発表いただき、理論的な側面と現実的な側面から、行政評価の現状と課題を把握し、それらの解決策を、会場の皆様とともに考え、議論を深めました。(要旨)
 議論の中で、事務事業に対する評価 ( 測定 ) 、施策・政策に対する評価、そして、政策実施過程に対する評価など行政評価の様々な側面が明らかになり、評価の目的によってそれらを使い分けるけることの必要性や評価主体の代表制、専門家のサポートの必要性等を確認し、フォーラムを締めくくりました。
  SCOP では、今回のフォーラムを受け、行政評価あるべき姿として、評価と測定の違いを明確にしつつそれらを有機的に結合すること、すべての事務事業を評価するのではなく、評価の目的により評価対象事業を選定することが重要であるとの認識を再確認しました。この認識をもとに、今後も、行政評価を戦略的に行政経営に反映するための、さらなる調査・研究を進め、その結果を県内市町村の自律に役立てていきたいと考えております。

 

ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。
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